雪が雨に変わるのか:それとも雨が雪に変わるのか?

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この頃はは雨が降ってから寒くなり雪が降ってくる。名ので雪が積もったと思えばまたほとんどとけている。

そこで昔習ったことを思い出してみた。

冬、雪が降っていたかと思うと、気づくと雨に変わつていることがある。逆に、 雨が降っていたと思うと、いつしか雪になつていることもある。

はたして雪と雨、 もともとどちらなのか?「卵が先か、鶏が先か」みたいな質問だが、答え はある。正解は「もともとは雪」が正しい。

雨も雪も、もととなるのは雲ですね。雲は大気中の水蒸気が上空で凝結し、水滴や氷 晶の群れとなって、浮かんでいる。

その雲を構成する水滴や氷晶が落ちてこ ないのは、その段階では極めて小さく、重力に引き寄せられて落ちるほどの重さにならないからだ。

やがて凝結が進み、水滴や氷晶が大きくなると、重さに耐えられなくなって落ち てくる。

その時点では、雪の状態にある。雲のある上空はひじょうに気温が低く、 夏でも零点下なので凍っているのだ。

やがて、雪が落下する過程であたたかい空気に触れるうちに溶けると、雨になる。

冬は、溶けないまま、地上に到達することが多いので、雪となる。冬でも気温の高 いときや、冬以外の季節は、途中で溶けるため、雨となるのだ。

ただし、これは日本の場合で、熱帯に降るあたたかい雨の場合、大気中の水蒸気 が上昇して凝結する前に落ちてくる。

そのため、「雨は雨」であり、「もともとは雪」 ではないということです。

久々に思い出しましたね。

ま、いずれにしても今は冬で、やっと節分も終わりこれから日ごとに暖かくなっていくことでしょう。

春が待ち遠しいこの頃ですね。

 

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